自毛植毛後の密度はどのくらい?

自毛植毛後の密度はどのくらい?

自毛植毛をおこなうと、どのくらいの濃さで髪の毛が復活するのかというのはとても気になるところです。自毛植毛をおこなったからといって、健康な部位と同じだけ濃くなるというのはとても難しい話で、実際には健康な部分の40〜50%の密度といわれています。

 

日本人の髪の毛は1平方センチメートルあたりおよそ160本の髪の毛が生えているといわれていますが、これは1ミリ×1ミリの広さの中に1株の毛根がある程度の密度と思えばいいと思います。

 

実際の植毛は医師による手作業のことが多く、1ミリに1株ずつ植えていくというのはとても難しい作業です。できるだけ濃く移植してほしいというのが患者側の気持ちではありますが、実際にはもともとの濃さの50%程度の密度を目安に移植が行われることになります。

 

あまりたくさんの株を密度を高く移植してしまうと生着率が下がってしまうという意見もありましたが、近年、そんなことはないといわれています。1000株の移植を2度行うのと、一度に2000株の移植を行うのにはどんな違いがあるのか、という疑問を持つ方もいますが、これは密度の問題ではなく、移植する面積の広さの問題です。

 

移植の本数はあくまで移植範囲の違いであり、濃さの違いではないということです。ダイレクト法など、自毛植毛の技術も進歩して、高密度移植も徐々に可能となってきていますが、植毛手術後に薄かったとがっかりすることがないように、どのような仕上がりになるのか、手術を受ける前にしっかりと説明を受け、納得しておくことが必要です。